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 蹂躙の光学
帰京。

en-taxi No.11を購入。

70年代の東宝任侠映画が特集のようで、付録は故笠原和夫の「実録・共産党」「日本暗殺秘録」のシナリオ二本。本体よりも厚いのには笑ってしまったが、「実録・共産党」は撮影所の労組の反対で流れた幻の作品。前号の洲之内徹といい付録としては豪華過ぎる^^;

久しぶりに練習を思い立つが、ジャージを秋関以来射荷の中に入れっぱなしだったことに気付き、そのまま射場に回収に向かう。
滞納額の確認をして嘆息していると、ホワイトボードに各チームの予定表が。

みんな飲み会の予定しか書いていないのは気のせいだろうか?
とりあえずアンチヤニーズに所属しているのだが、主将の帰国祝いとチーム結成記念を兼ねた飲み会は土曜と書いてある。明日の土曜日は試合前日な気がするのは、これも気のせいだろう。来週の土曜だとおそらく多忙で行けまい。そもそも頭数に自分が入っていない可能性が一番高いが… orz

閘門ブロッコリにとうとうクセナキスの第1ピアノ協奏曲『シナファイ』が公開された
以前クセナキスを紹介したときにも多少触れたが、ピアノパートが10段・16声部という異次元の曲。そしてなによりもその響きの禍々しさ。勝手に最凶のピアノ協奏曲と呼んでいる。
井上道義とのこのライヴ録音は、Timpani盤よりも2分も演奏時間が短く、その分痙攣するようなピアノのパッセージの凄みが増している。9:15からのカデンツァ部に到っては思わず鳥肌が。
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(2005/09/30(金) 23:59)

 ペトルーシュカ
引き続き手伝い。
どたばた。

途中祖父母宅に諭吉狩り顔見せ。
てらやでうどんを食う。
麺・つゆもいいが、イイダコや半熟卵のてんぷらが旨い。
名前ばかり知れてる店なんかよりよっぽど良い。
おそるべきさぬきうどん。

阪神優勝で母のテンションがアップ。
しかし自分は最下位チームの100敗達成と巨人の最下位を待ち望むことしか日本野球の愉しみ方を知らない男。今シーズンはその二大目標にすんでのところで逃げられ、どうにも言祝ぐことができず。部屋の隅で『のだめカンタービレ』を13巻まで読む。
のだめがコンクールから海外留学というプロピアニストへの王道を歩み始めてから、ただの天然ヒロインの少女漫画っぽくなってしまったが、コンクールの箇所などは面白い。
ショパンのop.10-4、リストの鬼火などかなりの技巧派の選択する難曲ばかりを選曲するあたり、のだめのポテンシャルが想像できるようになっていて、極めつけはストラヴィンスキーの『ぺトルーシュカからの三楽章』。

↑Igor Stravinsky(Arnold Newman撮影 cool!!)
20世紀最高の作品との誉れ高い『春の祭典』で知られる作曲家と、魔人ホロヴィッツ最大のライバルであったアルトゥール・ルービンシュタインの出会いによって生まれた稀代の傑作。
世界一難しい曲を、とのルービンシュタインの求めに応じて自作のバレエ音楽『ペトルーシュカ』から三つの場面をピアノに編曲したもの。
では全盛期のマウリツィオ・ポリーニの非の打ち所のない録音を。
難所でもテンポは揺れず、強烈な打鍵でガスガス突き進むのはクセになります。ラザール・ベルマンの爆演と並んで大好きな演奏。
ttp://classic.manual.ru/Stravinsky/Petrouchka_Pollini.html
とりあえず動画も置いときますね。弾いているのは無名のピアニストですが、これでポリーニの演奏の凄まじさが想像して頂けるかと。
ttp://www.lokshin.org/Video/Stravinsky-Petrouchka-Kuschnerova-Lille-2003.wmv
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(2005/09/29(木) 23:59)

 COSI FAN TUTTE !
引越しの手伝い。
ごそごそ。

見返りに携帯電話を換えてもらう。
大学入学時に初めて持った初代は学食で味噌汁に落として即死。
二代目はある日「故障しました」との遺言を残して死亡。
三代目とはかれこれ二年近い付き合いだが、スクロール部?がおかしくなっていて、一つカーソルを下げようとすると、いつのまにか四つ上に跳んでいたり、受信メールが150件、送信メールに至っては20件しか保存できないというお茶目さんだった。とはいえ駄目なヤツほど名残惜しいというか手放すのが惜しかったのだが、とうとう機種変更。N701iになりました。よろしく。メールのうち方がかなり変わってしまったので、返信が遅くなるかもしれませんが、よろしく。


実家に置いてあった二ノ宮知子『のだめカンタービレ』を五巻まで読む。
これがクラシックだぜ拝みやがれ!!という雰囲気が多少あるのだろうと思っていたが、ダメ人間たちのドタバタが滅茶苦茶面白かった。『平成よっぱらい研究所』を即注文。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番が第五巻で大きな役割を果たすが、この曲は自分も一部好きなので、のだめが冒頭のソロをffで弾くのはなかなか興味深い。
一応セルゲイ・ラフマニノフについて言っておくと、一説にマルファン症候群という遺伝病のために手が広く関節が柔らかいというピアニストとして有利な特性を持ち、その技巧によって20世紀前半にピアノ界を席巻。ヨゼフ・ホフマンと並び称されたた名ピアニストであり、後期ロマン派を代表する作曲家でもあった。

その作品は美しい旋律ときらびやかな技巧で多大な人気。(自分はとても同意できないが)一番難しいピアノ曲として良く挙げられるピアノ協奏曲第3番が代表作とされるが、叙情溢れる第2番も根強い人気。クラシックを知らない人にはどんな曲か分からないと思うので、タダで超一流の演奏が聴けるところを紹介。
スビャトスラフ・リヒテル/ピアノ Stanislaw Wislocki/指揮
ttp://classic.manual.ru/Rachmaninov/2_Richter.html
エフゲニー・キーシン/ピアノ Валерий Гергиев(笑)/指揮
ttp://classic.manual.ru/Rachmaninov/2_Kissin.html
ピアノ協奏曲でベストはプロコフィエフの第2番、ラフマニノフは第3番、第2番の聴き所は第一楽章の最初1分と個人的には思っているので、「気が向いたら」全部聴いてみて下さい^^;。ロシア語は気合で読め。リヒテルの鋼鉄の打鍵、キーシンの研ぎ澄まされた氷の打鍵どちらも素晴らしいです。
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(2005/09/28(水) 23:50)

 大筋力の獅子頭
ただいま高松。
実家が急遽引越し決定のため手伝いに。
金曜には帰京予定。

閘門ブロッコリに来月に開かれるコンサートの宣伝が。
『京の華舞台 - 伝統芸能への誘い - 古都五宴 / 参の宴 《心と技の共鳴》』
金剛能楽堂(京都市上京区烏丸今出川下ル西、地下鉄「烏丸今出川」下車徒歩5分)
出演:金剛永謹(金剛流宗家)、大井浩明(チェンバロ) 
構成/演出:前原和比古
▼第一部:仕舞《清経》(世阿弥作)(金剛永謹、他)
▼第二部:チェンバロ独奏(大井浩明)
 G.フレスコバルディ:《モニカによる11のパルティータ》
 J.ボールドウィン: 《天使は励ましの御言葉もて(セルモーネ・ブランドー)》
 F.クープラン:第2オルドゥル〜前奏曲/クーラント/幸福な思い/ラ・ガルニエ/蝶々
 J-N-P.ロワイエ:《スキタイ人の行進》
▼第三部:謡曲《石橋》(金剛永謹、大井浩明、他)
 [前シテ] M.マレー(生誕349年記念):《サント・コロンブ氏を偲んで》
  シテ「・・・向ひは文殊の浄土清涼山・・・」
  地謡「・・・笙笛琴箜篌夕日の雲に聞え・・・」
 [間狂言(中入)] I.クセナキス:《ホアイ》(1976)
  地謡「・・・獅子團乱旋の舞楽の砌、牡丹の英匂ひ充ち満ち大筋力の獅子頭・・・」
 [退場] A.フォルクレ:《ラ・シルヴァ》

金剛流宗家と組んで、しかも謡曲の合間にクセナキス『ホアイ』を演奏?
彼はいつも意欲的なプログラムを組むが、今回は全く予想がつかない。
ロワイエ『スキタイ人の行進』は常日頃「曽根麻矢子や中野振一郎よりも高速で」と言っているので、狂速のスキタイ人が観られるに違いない。去年辰◇と観世会館に行って以来能は観ていないし、なにかと忙しい時期だがなんとか時間を作って馳せ参じたいところ… orz
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(2005/09/27(火) 23:59)

 呪われよ 律法学者 パリサイ人
陳銀淑(チン・ウンスク)の練習曲が閘門ブロッコリに登場
大井浩明が「ほんっとーーーに」難しいとインタビューで漏らしていた曲だが、確かに第三番『自由なスケルツォ』を筆頭に相当難しそう。
リゲティの練習曲ほどの浮遊感、聴きやすさはないが、マッシブで聴き応えがある。

ピエル・パオロ・パゾリーニ『奇跡の丘』

イエスの生涯を新約聖書に基づいて描く。
白黒だが、硬質の映像は『アポロンの地獄』と比べても遜色ない。
近景・遠景の激しい切り替わりも役者の表情で語る語り口とあいまっていいのだが、残念なことにバッハとか賛美歌など音楽の使い方がショボい。音楽無しの方が合っていると思う。

大島渚『マックス, モン・アムール』

映画タウン店長曰く「80年代のフランス映画と較べても冠絶」との知られざる傑作(?)。
チンパンジーと逢引きする妻というシュールな設定、
そんな妻が理解できず煩悶するハンサムな外交官の夫を淡々と描く。
妻の不倫相手であるチンパンジーを自宅に檻を置き引き取ることにしたものの、
ペットから家族の一員として食卓に陣取り、ついには妻と子供が檻の中で食事をする事態に至っては『猿の惑星』よりもよっぽど怖い。
かなりどろどろとした話を扱っているはずなのに、スマートにまとめられている。
でもチンパンジーに殺意まで抱いていた夫が、欝のチンパンジーに情を抱いて受け入れたり、メイドのアレルギーの原因が猿の毛でなく夫の叱咤だったというあたり、かなり皮肉がきいている。
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(2005/09/26(月) 23:59)

 野に咲く花のように
国体リハーサルから帰宅すると部の会計からメールが。滞納6ケタを達成との由。
                  '`,、('∀`) '`,、

今度こそ本当の気晴らしをすべく、ももじろうで呑む。集まったのはそーすい。閣下、F谷さん、とへ、H木嬢。テーマは「うっぷん晴らし」そして「残酷」。
 残酷つぼ焼き
 残酷とへさん
メニューボードに「山下清」の名前を発見。焼酎と直感した私はドリンクの注文で迷わず画伯の名を店員に告げる。そして画伯登場。
 残酷おにぎり

二次会は同志社近くのジャンボカラオケ広場。Rage against machineやら町田康がボーカルをしていたINUの『メシ喰うな』まで店によっては置いてない曲を熱唱。29時に中座したがみんなかなり熱かった。おおいにうっぷんを晴らしました。

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(2005/09/25(日) 23:59)

 聖アントニウスの誘惑
国体リハーサルを振り返る。
無為の日々を憂えてわざわざ能勢くんだりまで行ったはずが、四日間無為の毎日を送ることに。とりあえず暇に耐えることが仕事、といった感じ。
同じ出役者同士で五目並べとかお絵かきしりとりで暇つぶし。
そうこうしてるうちにちまちま読んでいたフローベール『聖アントワヌの誘惑』を読了。
聖アントニウスが砂漠での隠遁中に悪魔の襲撃を受けるという題材はヒエロニムス・ボッシュによるもので有名ですが、20世紀に入っても画家の想像力を刺激したようで、映画監督のロルカの募集を通して、シュールレアリズムの傑作
怪物大戦争型のマックス・エルンスト『聖アントニウスの誘惑』

誇大妄想型のサルバドール・ダリ『聖アントニウスの誘惑』

が生まれたのでした。個人的には宇宙象の闊歩するダリの作品が好み。
で、フローベールですが、どちらかというとダリ型の誘惑に近いかも。グノーシスの教祖や儀式から、異教の神々や聖人(仏陀まで登場)が次々と現れて、アントワヌの信仰を揺さぶっていくのは圧巻で、ペダントリーもここまでくると気持ちいいもんです。
そこから古き神々の死、「知識」や悪魔の登場で更にスケールがデカくなって、このまま着地まで決めたら凄いなぁと思っていたら、最終章でエルンスト型に急転換。若干尻すぼみの感もありますが、澁澤龍彦が傑作として挙げていたのもうなずけるいい本でした。
スケールがかなり大きく、戯曲形式で書かれてもいるので、是非映画化してもらいたいところ。台詞も面白いですが、各場面の情景もかなりこちらの想像力を刺激してくれる描写で、グリーナウェイあたりが監督したらどうなるのかなぁ…
などと妄想してしまうくらい暇な四日間でした。
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(2005/09/25(日) 23:58)

 兄弟仁義
引きこもりの日々を過ごしております。
これで読書なり思索なりにふけっているのでしたら、特に問題は無いと勝手に思い込むのですが、日がな一日ワイドショーとか見てるのはね、やっぱね、あかんかなと。無為にも程があるよと。NHKはご立派なことに未契約のおうちにもかなり厳しくなるらしいし、いっそテレビを廃棄しようかと立ち上がって、映画が観れなくなることに気付いてへなへなと。

景気付けに、山下耕作『博奕打ち 総長賭博』

はいそうです仁侠映画です。
だが侮ることなかれ、あの三島由紀夫が激賞したという作品。

気晴らしに国体リハーサルの下働きで能勢射場に行ってきます。
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(2005/09/22(木) 01:28)

 女がほしい!!
『SPA!』を立ち読み。
中原昌也の連載がおかしい(お題はヴェンダース)。
「なんでこんな事書いてるんだろって書いて字稼ぎしてごめんねって謝って更に字稼ぎ」
というお馴染みの流れはあるが、なんか語り口が変。
「あらあら…」とか使うヤツだったけ。
まぁゴーストライターも芸のうち、ということで。

フェデリコ・フェリーニ『アマルコルド』


なおこの記事の題は本作中の台詞から採ったものであります。
あしからず。
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(2005/09/21(水) 02:01)

 すさまじき腋臭の少女あらわれてハムスターの牙初めて見たり
 
      胴上げをされた男が目撃す マンション二階の殺人事件

先日の『爆笑問題のススメ』に出演していた笹公人の「妄想短歌」。
近現代の短歌と言えば、
「この味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日」
に幻滅してしばらく歯牙にもかけない時期があったのだが、
ここまでやられるとアホ臭さがかえって爽快で愉しい。
で、彼のブログを楽しんでいたら素晴らしい短歌評論のページに辿り着いた。
大西巨人『春秋の花』(『at』で続編が連載予定とのこと。嬉しい!!)所収の秋山清の作品、

      おれが死ねば君がいうらむ君が死んでおれが言うのだ、死んだ奴はバカよ

の凄みに毒され、近現代の短歌に興味を持つようになってきたが、
いかんせん、俳句で言う歳時記のようなものがなく、
岩波の短歌辞典などは非常に高価で手が出ず、と情報に飢えていたところなので、
このページの存在はありがたい。

K瀧と家でうだうだする。
T女史、K島嬢も合流してうだうだする。
おむらはうす出町店でぬるぬるオムライス(うろ覚え)を注文。
おくら・なめこ・山芋いりのオムライスにもずく・じゅんさいがかけられている代物。
見た目はかなり微妙なくせに、なぜか美味しい、酸味がクセになる。

ルイス・ブニュエル『欲望のあいまいな対象』



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(2005/09/19(月) 23:59)

 星と月は天の穴
ピーター・グリーナウェイ『ベイビー・オブ・マコン』
 例によってやり過ぎですわ(褒めてる)。
この後の彼の作品は評判がかなり悪く、楽しんで観られるのはこれが最後かもしれない…

酒を買いに外に出ると、予想外の美しい満月。
独酌の場を求めて夜の賀茂川をうろつく。
野蛮な男どもにからまれた際には酒瓶片手の立ち廻りも辞さないつもりだったが、
女と語り合う輩、女にギター聞かせている輩、女と乳繰り合う輩と軟弱者ばかりで、
恙無く月を肴にして呑む。
薄い雲が通って、多少淡くなった月影が心地よかった。
もちろん雲の切れた後の清々しい姿も格別。
いよいよ秋が来たのか。

もう秋か。――それにしても、何故に、永遠の太陽を惜しむのか、俺達はきよらかな光の発見に心ざす身ではないのか、――季節の上に死滅する人々からは遠く離れて。          ランボオ『地獄の季節』(小林秀雄訳)

何をいまさらという感じだが、やっぱりランボオはいいですなぁ。
…と、不審者全開で呑んでいましたとさ。
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(2005/09/19(月) 01:06)

 ギター馬鹿一代
昨日のLOUDNESSのギタープレイに触発されたのでギターについて。
基本的に「独奏楽器ではピアノ最強!!」というスタンスだが、勿論ほかの楽器も聴く。
特にギターは超絶技巧がわかりやすいのでけっこう好きな楽器。
名うての猛者が多いのも嬉しい。
特に次の三人がお気に入りで、そんじょそこらの技巧派ピアニストより興奮させてくれます。

ラスティー・クーリー
ttp://www.rustycooley.com/video.html

まずは「Revolution Live 1991」見てみますか。
跳躍を交えつつハイフィンガーな動きの左手がたまりません。
本人がいたって脱力して余裕綽々なのがまたニクイ。

フランシスコ・ファレリ
ttp://www.francescofareri.com/main.html

とりあえず「video」に行って「Guitar Solo (2002)」を見てみましょう。
ひきこもりっぽい草食動物の容貌に似合わぬ安定した超絶技巧。
這うように動き回る左手、誇張抜きでマシンガンのように弾きまくる右手。
これまたたまりません。

マイケル・アンジェロ
ttp://web.my8d.net/gita2/movie/Speed_Kills.wmv
ttp://sit-k.dnsalias.net/movie/speed_lives.wmv

そーすい。閣下から教えてもらったアンジェロおじさんことMichael Angelo。
上の動画は同じ曲ですが、前者はちょっと荒い所があるものの、音に迫力が。
後者はいくつかのテイクを重ねたもので完成度高いです。
どちらも見せ場はアンジェロラッシュという左手の高速移動。
どういう意味があるのかはしょーじき良くわかりませんが、
んなことどうでもよくなるくらいのド迫力。
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(2005/09/17(土) 21:23)

 人生は祭りだ
タヴィアーニ兄弟『サン・ロレンツォの夜』

またもや素晴らしい監督に出会ってしまった。
アメリカ軍の迫るWWII終盤のイタリアが舞台で、
ファシストと虐げられる人々が知り合い同士という悲惨な状況を、
これ以上なく巧みに、いや違う大らかに、うーむ「優しい」語り口で描いていく。
ここでの「優しさ」というのは、「なぜ神は人間の愚行を見過ごしておられるのか」
との問いにある神学者が答えた「神はその愚行を見て静かに微笑んでおられる」
の微笑みに込められているであろう「優しさ」だ。
米兵と遭遇して、コンドームを風船代わりに主人公の少女が駆けていくところや、
爆撃の中、卵を叩き割るところ、教会前の広場での惨状、
そして人間の恐ろしさ、愚かしさ、そして逞しさを高らかに謳いあげていく麦畑での戦闘など、
かつて観た戦争映画とかけ離れた質を持った映画と感じた。

M嬢とユトリロキッチンにコーヒー一杯で居座る。
大西巨人から森見登美彦まで、大量の本をお貸しする。
岩松正洋『小説機関説』の複写、内田樹『街場の現代思想』、
阿部公房『壁』、川上弘美『物語が、始まる』『おめでとう』をお借りする。
あとはコメディについてうだうだ。
『フレンズ』がオススメらしい。
中学時代についてもうだうだ。

フェデリコ・フェリーニ『道化師』

フェリーニと言えば、『8 1/2』が最高に面白かったものの、
『カサノバ』がピンと来なくて(といってもオルガンの出鱈目弾きや、
絶倫対決などが今なお印象に残っているし、今観たらだいぶ印象違うかも)、
それ以来観ていなかったのだが、かなり後悔している。
こんな傑作をみすみす逃していたとは… orz
監督自身が幼少のときに見たピエロの思い出から始まって、
ピエロの歴史と現状を追うドキュメンタリーになっていくのだが、
『8 1/2』と同様に撮影自体が作品の一部として虚が織り交ぜられていく。
全体として消えていく道化師への鎮魂歌となっていて、
かつての名道化師を巡る挿話や、当時のネタの再現はもちろん面白おかしいのだが、
全てが去りいく者たちの白鳥の歌のように見えてきて、涙腺まで刺激されてしまう。
終盤、道化師の葬式は『キートンの蒸気船』並みのドタバタでありながら、あまりに哀しい。

映画タウンへ。
夏休みの特別割引が15日に終わったとのこと。
この夏は素晴らしい映画に出会い続けたまさに映画三昧の日々だった。
感謝しても感謝しきれない。

帰宅するとちょうどポップジャムでLOUDNESSの演奏が。
そーすい。閣下が注意を促していらしたので拝見。
なにはともあれギターがかっこよかった。
バイオリンやらチェロやら、クラシックの弦楽器は弓を使用する分、
名技性ではギター、三味線といった爪弾く?系の弦楽器には一歩引けをとるのかなぁ。
けっこう興奮した。
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(2005/09/16(金) 23:59)

 ローエンドロー
ルイス・ブニュエル『エル』

運命の女を求めて40年操を守ってきた紳士が、教会で友人の許嫁に一目ぼれ。
エゴむき出しで奪取、結婚、そして猜疑心に苛まれ、狂気の淵へ…
同じ男性としてその狂い方にも理解ができるし、実際いますよ、こんなやつ。
という微妙なところをついているのが非常に悩ましい。
足に欲情するところや、先祖の土地を取り替えそうと心血を注ぐ挿話など、
思わせぶりなところが多く、ラカンが講義の題材にしたというのも頷ける。
特に綿に針やら剃刀やらを包んで懐にいれるシーン、
先輩の僧に「言われてる程狂ってないでしょ」と付け足すシーン、
そして上に写真を載せた教会での発狂のシーンが怖い。
ただ、『アンダルシアの犬』のように狂ったイメージが明滅するのではなく、
映像の作りはまっとうなので、ヒヤヒヤしながら観るということはなかった。

週刊新潮掲載の福田和也『闘う時評』で、見沢知廉が自殺したことを知る。
左翼から右翼への転向、内ゲバ殺人による投獄、獄中でのデビューという異色の作家だった。
何度も本屋で手に取りながら結局購入しなかった『天皇ごっこ』が気になる。
作者の死が契機になるのは哀しい話だけれども。

学連の新歓コンパで梅田へ。
紀伊国屋書店では『天皇ごっこ』見つからず。
つぼ八で一次会。
二次会は向かいのカラオケ屋で徹夜。
K瀧はのどの不調で開店休業、H木嬢は姐御路線から若い感じに。
こちらは嫌がらせの『黒の舟歌』で盛り下げてみたり、
そーすい。閣下特選のSonata Arctica『San Sebastian』(傑作!!)で玉砕したり、
Dshinghis Khan『めざせモスクワ』で和んだり。

M下がK瀧と一緒に淡路駅に消えるのを見守り、
31時帰宅。
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(2005/09/15(木) 23:59)

 ぬつへつほう
鳥山石燕『画図百鬼夜行全画集』が文庫で出ているのを発見、そのままレジへ。

私が3・4歳の頃の話。
「テレビは子供の情操教育によろしくありませんでしてよ」との言葉に惑わされた母は、
何を考えたのか「日本昔ばなし」しか子供用番組を見せなかった。
(普通の番組より相当理不尽で怖い話ばかりな気がするが…)
そして、その効果を思わぬ形で知ったのである。
 (昼下がりの公園、遊ぶわたし、見守る母。)
 同年代の子たち「××レンジャーだっ!!」「○○マンだぁ!!」
 わたし「あかおにだぁ!! あおおにだぁ!!」
 母「!」
ということで制限は一挙に解除され、
父とプロレスやらスーパージョッキーまで見るようになったのだった。
しかし、「日本昔ばなし」で植えつけられた嗜好は消えず、水木しげるの虜に。
彼の想像力の媒体となった鳥山石燕の画集は羨望の的だったのだが、
いかんせん高価で諦めざるを得なかった。
それゆえ今回の文庫化は感動である。
異形の者たちとして現れる想像力の豊穣さには舌を巻くばかりだ。
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(2005/09/14(水) 23:59)

 Aura
ようやくネット復旧。

大井浩明氏の閘門ブロッコリ、鈴木貴彦氏のホームページに過去の演奏会の音源が!!
特に鈴木貴彦のバラケ『ピアノ・ソナタ』日本初演の録音がアップされているのは感涙もの。
この時のコンサートの演奏には鋭い打鍵と強靭な技巧に圧倒されっぱなしで、
メインであるバラケソナタの長い沈黙では、
呼吸するのも辛いくらいにホール全体が凍りつき、この瞬間
   \  __  /
   _  (m) _ ピコーン
      |ミ|
   /  .`´  \
     ('A`)  こ、これが音楽の・・・一回性!
     ノヽノヽ
       くく
と、芸術観賞の新たな境地に到った、ような気にさせられたのだった。
(終演後、隣のおばちゃん三人組がしみじみ「よくわからんけど、凄かったわぁ」
と言った数秒後「いや、お代はウチが出しますわ」「いややわ、ウチ払うわ」
とかけあっていたのも一方で印象に残っていたりする)
大井&鈴木の二台ピアノ演奏会にも京都公演に足を運んだので、
ナンカロウ『自動演奏ピアノのための習作 第7番』、ブーレーズ『構造I』
がアップされていないのは残念だけども、野村誠『パニック青二才』はやはり面白い。
願わくば、部のミーティングで泣く泣く行けなかった、
「フルコース"クセナキス尽し!"」での演奏もアップして欲しいところ…

SS木さん、そーすい。閣下と将月で会食。
車でいらしたSS木さんの目の前でビールを呑む。
寝不足もたたって、黒い雰囲気に歯止めをかけることができませんでした。
全ては我が不徳の致すところであります。
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(2005/09/13(火) 23:59)

 電話は3コール以内に出るべし
ロバート・アルトマン『ロング・グッドバイ』

泣く子も黙るハードボイルドの大傑作チャンドラー『長いお別れ』が原作…
とか思って観ると泣きを見ますぜ。
『O.C.&スティッグス』の時も感じたけれど、この監督なにを考えてるのかわからん。
(これをいい意味に取るべきなのか悪い意味に取るべきなのかも良くわからん。)
原作の繊細な雰囲気は全くないと言ってもいい。
メキシコ人の給仕もコーヒーもない。
冒頭、エリオット・グールド演じる土臭いマーロウが猫に起こされ、
24時間スーパーにキャットフードを買いに行く。
でも目当ての銘柄が見つからず、空き缶に詰め替えて猫を騙そうとするも、
あっけなく失敗するマーロウ。
という時点でマーロウ信者はアルトマンに有罪判決を下すに違いない。
さらに終盤でテリー・レノックスを射殺するのにいたっては死刑ものだろう。
でも70年代のハードボイルド映画としては秀逸で、
汗臭いロマン・ポランスキー『チャイナタウン』という感じ。
キャロル・リード『第三の男』を思わせるラストも渋い。
なぜに『長いお別れ』を換骨奪胎、面白いからいいけど、わからん。

M嬢のお供で三条へ。
京はやしやで談笑。
初めて中国茶に挑戦。
今回チャレンジしたやつは、2つある湯呑みのうち1つに直接茶葉を入れるもので、
茶葉が大きく蓋を少しずらせば十分漉せるため、
二つ目に注ぐ姿が非常にノーブル。
M嬢の携帯電話がフェラーリ仕様でかなりカッコイイ。

本人は赤い携帯が欲しかっただけらしいが…
もったいない。

ブックファースト京都店を紹介する。
シェークスピア『テンペスト』は発見できず。
クロード・シモン『ファルサロスの戦い』を発見するも値段が…
矢作俊彦『真夜中へもう一歩』がいつの間にか復刻されていた。
『THE WRONG GOODBYE』のおかげだろうが、
これで二村刑事シリーズは全作手に入れることができるようになった。
かつて『リンゴォ・キッドの休日』を古本屋で見つけては買ってたのが情けない… orz

K玉先輩から突然の呼び出し。
急遽清水屋で会食。
ここんとこの学連事情で盛り上がる。
ギブミー甲斐性。
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(2005/09/12(月) 23:59)

 どうか拍手の数を増し
秋関のもろもろはこれから書いていく予定。

ネットにつながらないことに気付く。
最近、自虐モードのスイッチが入っているので、
どうせ我が家の腐れ電脳が悪いんでしょはいはい、といじくってみるがどうもこうもならない。
OCN、NTT西日本に電話をかけて、ようやくマンション内の装置が原因であることが判明。
家賃の催促状を二度ほど頂戴した以外、全く接触のなかった大家に電話。
当然のことながら微妙な応対をされるものの、
自虐全開平身低頭の懇願に心を開いてくれたのだろう、修理を約束してくれた、やれやれ。
これからはちゃんと月末に家賃を振り込もう。

秋関おつかれさんということで、
ピーター・グリーナウェイ『プロスペローの本』

シェークスピア『テンペスト』を基にグリーナウェイの世界が炸裂!!
妖精エアリエルが豪快に放尿し、魔法の本が生物のように蠢き、
『コック〜』よろしくレールワークによって妖精たちの中を移動していく最初の10分で、
自分が今まで観てきた映画たちの中でも五指に入るのでは、との予感を抱き、
それは最後まで裏切られることがなかった。
グロテスクと紙一重の退廃的な映像は、ハイビジョン技術によりさらに幻惑の度合いを増し…
とにかく濃ゆい。
弟一行を赦すまでの全ての声を司り、最後に劇外への飛翔を試みるプロスペローは
本職のシェークスピア役者が圧倒的な存在感で演じ、
魔女の子キャリバンはパンク・バレエのダンサーによるもので
(見た感じコンテンポラリーだが…)、
『コック〜』での皿洗いの少年も美声を披露して、とキャストも濃い濃い。
ワダ・エミの衣装や、プロスペローの館、カリグラフィーなどの細部も往時を思わせる豪華さ。
もちろんナイマンの音楽も最高^^
なんとかしてスクリーンで観てみたい…
原作も読んでみようかしらん。
映画タウン店長曰く、劇場公開時には冒頭に監督自身が登場し、
「ハイビジョンってぇヤツつこうたったからまぁ観てみ」的なことをぶちまけてたらしいが、
残念ながら収録されていなかった。

TBS『夢の扉〜NEXT DOOR〜』で痛くない注射針の量産化に成功した岡野雅行が登場。
どっかで見たおっさんやなぁ、と思っていたら携帯電話の電池ケースの打ち出しに成功して
一躍注目を浴びたカリスマ町工場長だった。
痛点を刺激しない蚊の針ほどの細さの注射針を作るのに、筒をカットするのではなく、
金属片を丸める工法を取った云々、と軽々と言うがとても信じられない。
今は焼酎でも走るアルコール燃料車を開発中とのことでこれまた楽しみ。

選挙へギリギリのところを飛び込む。

選挙特番を見ると、噂どおり各局が300議席越えの予測。
確かに政治は劇だとは思うが、こんな茶番はまっぴら。
萎える。
寝る。
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(2005/09/11(日) 23:59)

 deja vu
ダニエル・シュミット『デ・ジャ・ヴュ』

画面が暗くてフラストレーションが… orz
上の写真の部分もほとんど判別不能。
でも、今回も、ラストが、すばらしぃ…

さて、これからビデオ返しに行かないかん。
明日から怒涛の秋関ですが、鴨川に呑まれたら後は頼みます。

追記:
結局たいした雨は降ってなかった。
台風も直撃はしないみたいだし、やれやれですな。
今回はいよいよグリーナウェイ『プロスペローの本』他2本を借りた。
楽しみ。
五体満足に秋関が終わりますように…
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(2005/09/06(火) 20:48)

 梯子あり颱風の目の青空へ  西東三鬼

なんですかこの台風の目のデカさ。
どうなるんですか明後日からの秋関。
通算二回目の台風召喚ですかTくだ女史。

映画の感想がたまってきた。
誰が見てるわけでもないだろうけど、書かないといかんわなぁ。

ジョージ・スティーヴンス『踊る騎士』

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(2005/09/05(月) 16:14)

 亦復一楽
合宿前に注文していたArt TatumのCDが届いたので聴く。
 ジャケット
アート・テイタムはジャズでは珍しい、
ソロでも聞かせる超絶テクを持った盲目の伝説的ピアニスト。
ホロヴィッツとトスカニーニ、ラフマニノフが揃いで演奏を聞きに行ったり、
ホロヴィッツがテイタムと連弾で『Tea for Two』弾いたのを闇録されて激怒した、
というのはクラシックの世界でも有名。
ジャズの世界における技巧派ピアニストの代名詞でもあるオスカー・ピーターソン曰く、
「こいつら、結構上手いやんけ思たら、一人で弾いてて萎えた」(うろおぼえ)とか。
全盛期30年代の彼はトリオ活動もほとんどせず、
ワンマン・バンドとして素晴らしい録音を多々残しているのだが、
このディスクにその30年代の初出録音が登場ということで購入。
展開の仕方には多少とも物足りないものがあるが、
恐ろしく広いストライドの左手伴奏に合わせて、真珠の転がるような右手、
この組み合わせは最高。
トリオ録音のものはセーブしてる感じがするが(それでも右手の粒の揃いは特筆物)、
そのマッタリ感がまたいい。
アナウンスが冒頭に入ってるのもこれまたイイ感じ。

O嬢・Y嬢とかんからで会食。
大学生活三年半、いろいろあった。
思い返すだけで顔の赤らむことや、取り返しのつかないことだらけ。
その愚かさを楽しんできたのではあるのだけれども。
これからも輪を掛けた愚行に興じていくのだろう。
つくづく人でなしだなあと思う。
犬にでも喰われて死んでしまえ。

ピーター・グリーナウェイ『数に溺れて』

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(2005/09/04(日) 23:59)

 しゅわーぶ
能勢射場にて電子標的の講習会。
8時出発、14時帰宅。
なにが起こるのやら、やればやるほど怖い。
停電だけにはなってくれるな。

出家したK瀧とぐだぐだ呑む。
寝おったのでヘッドフォンをかぶる。

ロバート・アルトマン『O.C.&スティッグス』

ふや町映画タウン店長の「むちゃくちゃオススメ」映画だが、観た人の反応は真っ二つらしい。

T取さんの結婚パーティー帰りの一行と、寺Wさん・SS木さんがさらに合流。
 濃ゆい…

でも、空気が最悪だったので、ビデオ返すのも兼ねてふや町映画タウンへ、店長と雑談。
・『O.C.&スティッグス』には未公開の部分が1時間程あるんでないか。
 つながりがおかしいところもあるし、編集者の名前が妙にデカイし。
・70年代に活躍し始めたエリセ、シュミット、ヴェンダースは、
 80年代に作風を洗練させた傑作を撮った。
 荒削りの魅力を取るか80年代の洗練さをとるかは人次第。
 (エリセなら『ミツバチのささやき』→『エル・スール』、
 シュミットなら『ラ・パロマ』→『デ・ジャ・ヴュ』、
 ヴェンダースなら『都会のアリス』→『パリ・テキサス』)
・90年代の映画はあまりカバーしていないとのこと(それでも相当観てるんだろうけど…)。
 この年代で出てきた監督はキアロスタミ、邦人では北野武くらいでは。
 でも北野武にとって映画が表現手段として合っているかは疑問。
あとは映画コンクールの功罪とか。

Kyushima's Home Pageブログが
自分のクラシックピアノの嗜好は、このページに絶大な影響を受けていて、
特にここのCD聴き比べはCD購入の際、大いに参考にさせてもらっている。
というかここの評価が◎(良い・お勧め)の演奏は(入手困難なものが多いので)
誇張なしに死力を尽くして入手してきているぐらい。
ランゲルのJ.S.バッハ『ゴルドベルグ変奏曲』
クズミンのラフマニノフ『ピアノソナタ第2番』
セルゲイ・タラソフのデビュー盤などには
このページなしではまず間違いなく出会わなかったはず。
ありがたや。
そんな神様仏様的なこのページも、更新頻度がかなり開くのがつらいところだったので、
ブログ開設はまさに天恵。

CD購入量が増えそうな予感… orz
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(2005/09/03(土) 23:59)

 悪いやつほどよく眠る
石川は医王山での夏合宿を振り返る。


寝まくった、歯軋りをまき散らしながら。

大西巨人選『日本掌編小説秀作選(下) 花・暦編』を読む。
『神聖喜劇』しかり『春秋の花』しかり、彼の教養の高さ、観賞眼の確かさには舌を巻く。
このアンソロジーも社会派?な作品が少し多い気はするし、
典型的なO・ヘンリー・エンディングの作品もあるが、
志賀直哉から星新一まで幅広く取り上げていて、個性的なものが多く、大変勉強になる。
特に有島武郎『海霧』、佐藤春夫『魔女二題』、藤沢桓夫『子供』が印象に残った。

石川九楊編集『文字 第四号』を読む。
副島種臣についての石川九楊・草森紳一の講演が収録されている。
石川の方は書きぶりから副島の書の魅力に迫るというもので、
これはこれで面白かったが、草森の講演がさらに良かった。
『薔薇香處』と副島の支那漫遊、征韓論争の関わりについて、
かなり綿密に調べている様が伺われた。
彼の副島本が出たら買ってしまうかも。
en-taxiの第9号で小特集が組まれ、初めてその存在を知ったわけだが、
是非注目していきたい人だ。

ミーティング途中退出してヒョードル対ミルコを観戦。
画面が悪いのがもどかしかったが、迫力は十二分に伝わってくる。
ヒョードルはノゲイラ戦ほど良い状態ではなかったし、
ミルコも謎のスタミナ切れを起こしていたが、
吐き気がするくらい緊迫感がある試合はそう観れるものではないだろう。

バドミントンでU嶋に惨敗。

食堂の謎のジュースに病みつき。

「オレンジ・ジュース味のジュース」→「超神水」→「真光元」

そして多少のどろどろ。

射撃した記憶があんまりない… orz


おまけ
 海ヒゲ
 寝るヒゲ
 キメるヒゲ
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(2005/09/02(金) 23:59)

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